就職氷河期世代対象の公務員中途採用まとめ(2020年07月07日時点)

前回から3日ぶりの更新。

 

■募集終了 / 試験実施中(黄色セル:コロナ禍による延期あり)

■募集中 / 募集検討中(黄色セル:コロナ禍による延期あり)

■まとめ対象について
下記に該当する募集は除外する。
・採用者が確定した募集
・土木技師経験や専門学科卒などの特殊な経歴が必要な募集(選考過程で専門試験が課されるものも含む)
・素のおっさんが取得できない資格を必要とする募集
・年齢条件と就職氷河期世代との重複期間が5年未満の募集
・「氷河期支援」を明示している職種がある場合、他の職種は氷河期が応募可能であっても除外
・「氷河期支援」を明示している募集がある場合、同一自治体の他の募集は氷河期が応募可能であっても除外

 

■募集タイプについて
誰(誰でも)
職歴不問。学歴不問(または高卒以上)。

非(非正規優先)
正規雇用経験がない(または短い)ことが条件の募集。

正(正規優先)
正規雇用経験がある(または非正規でも長期間の雇用経験がある)ことが条件の募集。

資(有資格)
「保育士」「第二種電気工事士」「司書」「ITパスポート」など素のおっさんでも取得可能な資格を必要とする募集。

-(不明)
詳細不明なもの

 

■スケジュール延期関連
群馬県渋川市

 

■総務省まとめ
地方公共団体における就職氷河期世代支援を目的とした職員採用試験の実施状況
7月6日時点で更新された。

新規募集は「茨城県 / 佐賀県 / 埼玉県吉川市 / 埼玉県寄居町 / 千葉県鎌ケ谷市 / 兵庫県福崎町」となる。詳細は後述する。

応募状況は5案件の詳細が判明。兵庫県伊丹市の高倍率は兵庫県勢だけに仕方ないが、愛媛県鬼北町が6.5倍とかなりの低倍率。募集要項に倍率を下げる要因は見当たらないので、結構な僻地だったからと考えるのが自然か。

3案件で採用確定しており、計8名の氷河期公務員が誕生。2案件で1名採用予定が3名まで増えており、最終的な倍率がとても低くなっている。10名採用が30名になることはないが、1名採用の場合、普通に3名くらいまで合格するので、小粒な案件をぽつぽつ狙うほうが効率的と言える。

なお、ページ上部の説明文も更新されており、「該当する職員採用試験を実施していても、情報提供がない場合は掲載しておりません」や「試験に関するお問い合わせは各団体までお願いします」など、概ね後ろ向きな文言が並んでいる。今回更新でも相当数の案件が追加されており、そろそろまとめ負荷が高くなってきているようだ。また、まとめ対象を「就職氷河期世代支援を目的とすることを明示した職員採用試験」としているが、佐賀県の募集要項のように「氷河期」の記載がなく、それらしいのは「社会人経験枠の受験年齢を49歳までに引き上げました」だけで、明示していると言うには結構微妙なものまでまとめていることから、当ブログと同じような悩みを抱えている模様。

 

■埼玉県吉川市
募集要項
氷河期枠が設けられているが、土木技師は専門学歴が必要となるため、一般事務のみ応募可能。年齢要件のみの「誰でも型」若干名採用で1次試験前に書類選考が設けられている。別途民間企業経験者枠もあり、直近10年くらいで3年継続した正規雇用経験があれば、応募することが可能。

 

■埼玉県寄居町
募集要項
「誰でも型」若干名採用。これといった特徴はないが、申込方法が郵送となっており、封筒に「採用試験」と朱書きして簡易書留で送らないといけないらしい。

 

■長崎県
募集要項
4月頃に意思表明していたがようやく詳細確定。「非正規優先型」3名採用。一般事務(2名) / 教育事務(1名)となっている。これといった特徴はないが、9月27日1次試験の案件がどんどん増えていく。

 

■茨城県
募集要項
事務12名採用だが「氷河期も応募可」とだけしか表明していないため、年齢幅は広い。都道府県としては珍しい「正規優先型」でもあるので、氷河期支援の気持ちはやや薄めな印象。

 

■佐賀県
募集要項
氷河期支援を明示していないが「社会人経験枠」の年齢要件を緩和したらしい。行政(4名) / 教育行政(3名)の計7名採用の「誰でも型」。1次試験前に書類選考、3次試験ではプレゼンが設けられている。別途「UJIターン枠」もあるが、年齢要件や日程が異なる。と言うか募集要項にごっちゃに書いてあるので、結構見づらい。

 

■埼玉県さいたま市
募集要項
「誰でも型」10名採用。別途民間企業等経験者採用も行われており、そちらは5名採用。直近10年で正規雇用経験が5年以上ある場合、どちらでも申し込める。通常後者のほうが低倍率になるものの、採用数が半分なので悩ましい。給料も違うようなので、総合的に判断してもらいたい。

 

■石川県金沢市
募集要項(概要)
概要レベルではあるが、氷河期募集を実施するらしい。8月4日詳細発表とのこと。

 

■千葉県鎌ケ谷市
募集要項
去年は氷河期保育士を募集していたが、今年は土木建築の募集。専門試験が課されるため、まとめ対象外とする。

 

■兵庫県福崎町
募集要項
テレビ番組名を堂々と丸パクリする表紙が目を引くが、氷河期を対象としているのが土木職なので、まとめ対象外とする。

 

■まとめ
今回の総務省まとめを見ても、「どこまでが氷河期支援募集なのか」を明確に線引きできない難しさが改めて実感される。できればきれいに整理したい気持ちはあるが、現時点でも各地の案件は応募多数なので、総務省が本気を出してまとめてしまうと、より一層大盛況になることが予想される。なので、このままぼんやりとした形のままでいたほうが、低倍率募集を狙い撃てる可能性が残ってくれてありがたい面もあると言えるだろう。

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