就職氷河期世代対象の公務員中途採用まとめ(2020年08月16日時点)

前回から5日ぶりの更新。
■合格者累計 / 倍率
■募集中 / 募集検討中(オレンジ色案件:1次試験9月20日 / 緑色案件:1次試験9月27日)
■まとめ対象について
下記に該当する募集は除外する。
・採用者が確定した募集
・建築士 / 保育士などの資格や関連する学歴が必要な募集
・年齢条件と就職氷河期世代との重複期間が5年未満の募集
・「氷河期支援」を明示している職種がある場合、他の職種は氷河期が応募可能であっても除外
・「氷河期支援」を明示している募集がある場合、同一自治体の他の募集は氷河期が応募可能であっても除外
■募集タイプについて
・誰(誰でも)
職歴不問。学歴不問(または高卒以上)。
・非(非正規優先)
正規雇用経験がない(または短い)ことが条件の募集。
・正(正規優先)
正規雇用経験がある(または非正規でも長期間の雇用経験がある)ことが条件の募集。
・-(不明)
詳細不明なもの
■試験状況関連
岡山県岡山市(1次試験結果)
60名合格。応募1465名なので95.9%が脱落。
兵庫県神戸市(1次試験結果)
80名合格。応募者990名なので91.9%が脱落。
大阪府堺市(最終結果)
4名合格。合格者累計を127名から131名へ更新。
熊本県八代市(最終結果)
2名合格。合格者累計を131名から133名へ更新。
※2020/08/18 誤記訂正:「4名→2名」
福岡県(応募者数)
3職種合わせた倍率は44.0倍。比較的低倍率になっている。
神奈川県横浜市(応募者数)
倍率160.2倍。神奈川県の倍率が60.9倍だったことを考えるとかなり高い。
■福岡県福岡市
募集要項
※募集期限が8月14日のためこれからの応募は不可です
学歴職歴不問の「誰でも型」3名募集。1次試験が9月27日な点以外の特徴はない。
■東京都
募集要項
詳細確定。事務職として「Ⅰ類B」「Ⅲ類」各10名採用となっているが、両方の応募は不可のため選択する必要がある。試験内容から判断するに、前者が大卒相当 / 後者が高卒相当となっている。募集要項17ページに両者の比較が載っているのでわかりやすい。
■東京都稲城市
募集要項
学歴不問の「誰でも型」若干名募集。一般事務職4職種まとめての若干名採用のため、氷河期おっさんが採用されるかは不透明。年齢要件はやや狭いが、年寄り側に偏っている珍しいケースで43歳未満は応募不可となっている。1次試験が書類選考で、2次試験がテストセンター方式のため受験しやすい。門戸は狭いが年寄り氷河期おっさんには狙い目と言える。
■広島県広島市
募集要項
詳細確定。概要から大きな変更無し。
■大阪府八尾市
募集要項
職歴不問の「誰でも型」2名募集。学歴も不問になってはいるが、職種に「(大学卒業程度)」とあるので、実質的には大卒以上を求めていると思われる。1次試験がWeb形式になっており、受験しやすいのが特徴。
■鹿児島県
募集要項
学歴不問の「非正規優先型」5名募集。1次試験は9月27日になっているが、募集締切が他案件よりも遅めなので、後出しジャンケン的効果で、相対的に低倍率になることが予想される。
■まとめ
1次試験9月20日組や9月27日組の新規案件は、今回も鹿児島県が追加されたがスケジュール的にそろそろ打ち止めと思われる。今週も多くの案件が募集締切を迎えるので、そろそろ案件の最終決定をしたほうが良い状況だろう。
ちなみに、10月以降では10月18日組が3案件ほどかぶっているが、地域的に離れているので今のところ気にするレベルではない。