就職氷河期世代対象の公務員中途採用まとめ(2020年12月04日時点)

前回から8日ぶりの更新。

 

■合格者累計 / 倍率(灰色:終了案件 / 緑色:1次試験9月27日)

■募集中 / 募集検討中

■まとめ対象について
下記に該当する募集は除外する。
・建築士 / 保育士などの資格や、関連する学歴が必要な募集
・年齢条件と就職氷河期世代との重複期間が5年未満の募集
・募集要項等で「氷河期」の記載が一切ない募集
・「氷河期支援」を明示している職種がある場合、他の職種は氷河期が応募可能であっても除外

 

■募集タイプについて
誰(誰でも)
職歴不問。学歴不問(または高卒以上)。

非(非正規優先)
正規雇用経験がない(または短い)ことが条件の募集。

正(正規優先)
正規雇用経験があることが条件の募集。

-(不明)
詳細不明なもの

 

■最終結果
静岡県静岡市
採用予定3名のところ予定どおり3名合格。倍率28.7倍。

山口県山口市
採用予定若干名のところ2名合格。倍率不明。

熊本県熊本市
採用予定5名のところ予定通り5名合格。倍率109.4倍。

埼玉県寄居町
採用予定若干名のところ5名合格。倍率22.4倍。

群馬県
採用予定3名のところ予定どおり3名合格。倍率31.7倍。

 

■応募状況
宮城県
採用予定9名に対し応募1141名(土木除く)。倍率126.8倍。事務だけだと164.6倍。

 

■その他
中央省庁統一試験一次試験状況
応募10,943名に対し、受験者5,634名。48.5%が棄権。倍率69.7倍から35.9倍に低下。

 

■まとめ
新たな案件はなく、募集中が3案件にまで減ってきている。そんな中で今年度最大案件である中央省庁統一試験の一次試験が行われたが、約半数が受験することなく棄権していった。これによって実質的な倍率が30倍台となっており、話題になったわりに控えめな倍率になっている。当ブログでたびたび触れているが、大規模案件は棄権率が高まる傾向が強いようで、思いがけず倍率が低下する可能性を秘めている。

なお、「倍率」といっても算出式は各媒体まちまちで、だいたいが下記のいずれかになる。
1.応募者数 ÷ 採用予定数 × 100
2.一次試験受験者数 ÷ 採用予定数 × 100
3.応募者数 ÷ 最終合格者数 × 100
4.一次試験受験者数 ÷ 最終合格者数 × 100

どの案件でも応募者数の一部が棄権するため、応募者数基準よりも一次試験受験者数基準の倍率のほうが低くなる。また、採用予定よりも多くの合格者がうまれるケースがたまにあるので、それによっても倍率は低くなる。そのため、倍率は募集締切から最終合格発表までで、徐々に低下していくのが一般的。なので、募集締切時点で高倍率が発表されても、最終的には倍率半減するケースもままある点には、留意したほうが良いだろう。

当ブログでは、応募者数判明時点で「1」の倍率を出し、最終合格者数判明時点で「3」で更新している。そもそも一次試験受験者数が発表されない案件のほうが多いので、原則的に応募者数基準を採用しているが、大量棄権が発生した場合 倍率が上振れしてしまうので悩ましいところではある。ただ、そのあたりで算出式をコロコロ変えると、案件横並びで見たときに混乱するので応募者数基準で統一している。

氷河期支援案件については「普通の公務員案件と比べて高倍率」と言った話も目にするが、氷河期おっさんが応募できない案件と比べても現実的には意味がないうえに、上記を踏まえているのかも怪しい。もう少し目星をつけやすくなるように、氷河期支援案件の実績から「どれくらいが高倍率(低倍率)と言えるのか」を、当ブログが倍率を確認できている氷河期支援117案件の実績をもとに集計してみた。

「割合」は、全117案件に対する該当案件数の割合。

117案件のうち、36案件は選考中か最終結果未確認。なので少し誤差を含んでいるが、おおまかな傾向を見る分には問題ないだろう。

記憶に残りやすい100倍超案件は全体の約2割程度で、10倍台~30倍台の案件が意外に多いことがわかる。倍率が控えめな案件は、もちろんそれなりに田舎な案件が多いわけだが、和歌山県(16.0倍)など、県職員案件も散見されている。全体を3つに分けると「30倍未満→低倍率」「30倍以上60倍未満→普通」「60倍以上→高倍率」ということになるので、中央省庁統一試験は、もともと「普通寄りの高倍率案件」だったものが、大量棄権によって「もうちょっとで低倍率の仲間入りができそう」な案件になってきたので、頑張りがいがある案件と言うことができるだろう。

もともと案件による倍率のブレがかなり激しいので、少しでも効率的に案件選びができるようにと、ここ最近は高倍率上位10案件をまとめ続けているが、今回の結果によって、あらためて上位10案件は「競争が激しそうな案件」の紹介という形でしかないことが分かってしまった。実質的に捨て案件の紹介になりつつあるので、もう少し低倍率にも焦点を当てた形にしていったほうが良いような気がしている。そのあたりを考えていきたい。

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